2008年8月8日
キベリタテハとエルタテハ


 

  

夏の亜高山帯での楽しみは,やっぱりキベリタテハに出会えることだ。
キベリタテハの撮影に行くと,かならずエルタテハも撮影することができる。
左がキベリタテハで,右がエルタテハ。
この2種の蝶は,ほとんど生息域も成虫の生態も同じだ。
キベリタテハの模様は,ルリ色の斑紋が黄色の縁取りの内側に並び,シックな感じ。
エルタテハの模様は,ヒオドシチョウによく似ているが,オレンジ色の基色の中に,
キベリタテハのルリ色の斑紋の代わりに黄色の斑紋が並んでいる。
羽の裏を比較してみたのが下の写真。

 

キベリタテハの模様は針葉樹の樹皮に似ていて,
エルタテハの模様はダケカンバの皮が剥がれたようにも見られる。
亜高山帯の同じ環境で全く模様の違うタテハチョウが混生しているのが面白い。

E-3 150mm,EX-F1

(長野県伊那市 入笠高原)


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信州諏訪・自然写真館
酒井雅秀