
今日は朝日村の天然記念物・カタクリの群生とヒメギフチョウを見に行った。
  朝日が昇るとカタクリが一斉に花を開き,山の斜面はピンクのじゅうたんに。
  1頭,そしてまた1頭と,ヒメギフチョウが飛び始める。
 
 
今日は最大5から6頭が飛び交う。
  10時頃一番活発に飛んでカタクリの蜜を次々に吸う。
 
しばらく吸蜜した後は,一斉に休み始めた。
  まだ羽化したばかりの個体が多く,羽の模様も鮮明で美しい。
 
左は,交尾しようとメスに後ろから近づくオス。
  どうやらメスは拒否しているようだ。
  オスがあきらめ飛び去った後のメスの体勢が右の写真。
  どうもこの羽の広げ方が交尾拒否の合図らしい。

枯れ草の上に交尾中のカップルを見つける。
  メスは完全に仰向けになってしまっている。
  なんと強引なオスだろうか。

近くの土手のウスバサイシンは,大きく葉を伸ばし,花も咲いている。
  いつでも産卵できる状態だが,
  今日は産卵は観察できなかった。
E-3 50-200mm+EC20,E-PL2 45mm
(長野県東筑摩郡朝日村)