今日はとてもよい天気なので,
デスクワークの予定は変更。
八ヶ岳の亜高山帯の花を見に行った。
 
最初の目的の花はミツバオウレン。
  登山口の駐車スペース周辺に多く群生。

薄らと露のついた花が朝日にキラキラと光る。
  
登山道に入るとすぐに撮影になってしまい,なかなか進めない。
 
毎年観察するいつもの場所にツバメオモトを見る。
  今年は小さな株ばかりで,花も2〜3しかつけていない。
 
キバナノコマノツメの撮影ポイントにつく。
  
  毎年黄色のじゅうたんのようになっていたのに,花はまばら。
  川沿いの群生地は,砂礫になっていた。
  川が氾濫して流し去ったのだろう。

この黄色のスミレは山に入らないと見られないので,
  このスミレを見ると亜高山帯にいることを実感する。
少し登ると,
 
ミヤマスミレのポイント。
  ここのミヤマスミレは,葉は,確かにミヤマスミレなのだが,
  花は,フジスミレのように丸みを帯びている。

赤紫色が濃く,美しいスミレだ。
さらに散策。
  斜面にイチヨウランを見つける。
 
辺りを探してみたが,この1輪のみ。
    黄緑色の五枚の花びらは目立たない。
    奥にもう一株あり,葉が写っているが花芽はない。
  最近盗掘が増えているランなので,
  大切に見守っていかなければならない。
E-5 50mm+EC20,E-M5 8mm
(長野県茅野市 八ヶ岳山麓)