
今日は梅雨の中休みなので,このチャンスを生かしてミヤマシジミを見に行った。
  ミヤマシジミは,草原の蝶で,私が子供の頃は,かなり数が多かったが,
  急激に減少して一部の場所でしか見られなくなった。
  アサマシジミやヒメシジミと同じ仲間で,これらの仲間の中では,
  最も羽の表の瑠璃色が美しい種なので,
  この蝶を採集する人も多く,採集圧による減少ではないかと推察する。
  今日は,4頭のオスを観察することができた。
 
撮影はなかなか予想外に難しく,
  撮影できる距離に来てくれないので,
  超望遠のマスターレンズにテレコンバータをつけ,
  さらに上の写真ではトリミングしてある。
    撮影距離にして5〜7メートルがほとんど,
  下左のクローバにとまった時だけ,近くに来てくれた。
後で感じたのだが,デジタルになって,フィルム時代には考えもしなかった,
35mm換算で,焦点距離840mmや1200mmの超望遠を,
今日は何も考えずに手持ちで撮影していたことに気がついた。
デジタルカメラの与えてくれる恩恵は,とても多くのものがある。
半日ねばってみたが,思い通りの撮影はできず,
  再チャレンジするしかないかと煮え切らない気分。
E-5 70-300mm+EC20,E-3 70-300mm+EC14
(長野県上伊那郡辰野町)