2012年7月3日
38mmマクロレンズで撮る

 


 

 

以前からやってみようと思っていて,なかなかできなかったことがあった。
それは,フィルム時代に多用していた,マクロレンズをOM-Dで使用することだった。
今日は天気が悪いので,じっくり試すことができた。
ZuikoMacro 38mmにエクステンションチューブ25mmの組合せで
撮像面で約2倍となる。手持ち撮影が可能な範囲。
左はカモミール。花粉の粉など鮮明で良い。
右は,ガクアジサイの色づいたつぼみ。

 

左は,クサガゲロウの仲間の幼虫と思うが私には種名は判らない。
右はアシナガバエの仲間。5ミリくらい。

 

左はハッカハムシ。
背中の点刻を鮮明に撮影したかった。
点刻の大きさ,形はまちまちなのが解る。
羽にピントを合わせると,頭はピントが外れてしまう。
右は,ウズラカメムシ。
赤い触角がポイント。

 

マメコガネがいたので,顔のアップを撮影。(左)
頭から,胸全体に点刻がある。青銅色が渋い。
右は,アカハナカミキリのアップ。
胸や羽に点刻があるのが解る。

昔のマクロレンズは,
自動絞りが効かないので,
デジタルでの使用はあきらめていたが,
EVFの性能が良くなったので,絞り込みのまま使用できるようになり,
また,活躍の場がありそうだ。
画質は,高倍率での設計のため,
無限遠での使用を考えているマクロレンズと比較すると,
格段に良いといえる。

E-M5 38mm

(長野県諏訪市末広)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀