2012年7月9日
高原の小鳥たち

 


 

霧ヶ峰高原には,平日でも,多くのカメラマンが集まっている。
たいがいが,大きな望遠レンズと三脚。迷彩色の服やシール。
たぶん,みんな小鳥の撮影に来ているのだと思う。
その的はというとどうもノビタキなのかなと思う。

 

左はノビタキのオス。右はメス。
トップの写真のオスに比べると胸のオレンジが少ない。
よく目立つ枝や枯れ草にとまって,さえずっている。
オスは,夏の高原を象徴するようなきれいなカラー。

 

7月も半ばになろうというのに,まだ,ウグイスがさえずっている。
灰色がかった目立たない鳥で,いつも薮の中。
今日は珍しく,姿を見せてくれた。
右の写真は,私の方に向かって,
「ケッキョ。ケッキョ。ケッキョ。・・・・・」と,
大きな口を明けて鳴いてくれているところ。

 

遊歩道を行くと,岩の上にホオアカを見つける。
かなり活発に飛び回りながらさえずる。
あまり目立たない小鳥だ。

 

いつも遊歩道の近くに縄張りを張っている,ビンズイ。
まだ子育ての期間で巣が近くの草原にあるのだろう。
盛んにえさを捕ってくる。
左は遊歩道のロープにとまっているのだが,
口には,フキバッタのような虫,ヒョウモンチョウの幼虫をくわえている。
右も蛾の幼虫をくわえている。

30分くらい散策しただけで,多くの小鳥たちに会えた。
森林の小鳥たちは,夏は,木の葉が茂って観察しにくくなるので,
高原の草原が観察しやすくてよいというのも,
カメラマンの集まる理由の一つかもしれない。
小鳥の写真を撮影に来た人たちも,きっと良い写真が撮れているだろうなと思った。

E-5 70-300mm+EC14

(長野県諏訪市 霧ケ峰高原)


| 前のページ | 次のページ |
| トップページ | フィールドノートindex |


信州諏訪自然写真館
酒井雅秀