2012年7月31日
高原のヒョウモンチョウ

 


 

標高1500から1600メートルの高原には,ヒョウモンチョウたちがたくさんいる。
もう少しするとさらに標高の高いところに多くなる。
これは,ヒョウモンチョウたちは暑さが苦手なので,
日中の気温が25度を超えない高原で,
さらにアザミなど,吸蜜する花の多いところに集まるのではないだろうか。
真夏日の今日もこの撮影地では,24度。日陰はとても涼しい。
上の写真は,飛び立つミドリヒョウモンのメス。

 

比較的数が多いのが,ミドリヒョウモン。
左がオスで,右がメス。
後羽の緑色の色味が違うのが判るだろうか。

 

ミドリヒョウモンと同じくらい多いのが,左のウラギンヒョウモン。
後羽の銀色の斑が美しい。もう,摺れた個体も多くなりだした。
数は少ないが,小柄なウラギンスジヒョウモンもいた。(右)
倒れたアザミでも,吸蜜する。

S5Pro 10.5mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀