2012年9月24日
マツモムシとアメンボ

 


 

 

たまには水辺の昆虫観察。
水の中を覗き込むと,ミズカマキリがいるのが見えるが,
防水のカメラを持っていなかったので,今日は撮影をあきらめる。
替わりに水上から撮影できる昆虫を探す。
まずは,左のマツモムシ。
仰向けに水面に張り付いている。
お尻の先端をちょんと水上に出して呼吸している。
よく見ると,お尻の周りにたくさんの毛が見える。
この毛の撥水効果と,水の表面張力を利用しているようだ。
次は,右のどこにでもいるアメンボ。
こちらも,4本の足先の毛の撥水効果と表面張力で浮いている。
何のエネルギーも必要とせず,
自然の法則に従った構造のみで,
水面を利用しているのは,感心する。

E-5 50mm+EC20

(山梨県北杜市長坂町)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀