2013年4月25,26日
スミレの観察

 


 

 

春はスミレの観察。
スミレはとても種類が多く,私も図鑑と見比べ,
勉強しながらの観察と撮影になってしまうが,とても楽しい。
上のタチツボスミレは,里山を代表するスミレ。
大きな透き通る様な青紫の花は,とても美しい。

 

タチツボスミレの咲いている周辺には,
少し花が小さくて,色の濃い,アカネスミレも多い。

 

アカネスミレの濃い紫色が,
芽吹き始めた林の低床に映える。

 

濃いピンク色で大きな花を咲かせる,アケボノスミレ。
地上茎を持たないスミレで,つぼみと葉が,一緒に地面から出てくる。
株によっては花だけが先に出てきて咲いている。

 

色の濃いスミレに混じって,白花の目立たないスミレも咲いている。
上は,マルバスミレ。
派手な色のスミレに見とれていると,見落としてしまいそうな種だ。

 

白いスミレでもよく目立つ種もある。
大きな花をつけるヒゴスミレ。
大きな株になると,10個以上の花をつける。
葉は,スミレとは思えない様な5つに細く分かれた状態。

 

あまり人の入らない林に群生している様は見事。
以前,撮影したエイザンスミレは,葉は3つに分かれるので,区別は容易だ。

E-5 50mm,D7100 150mm,D3200 10.5mm

(長野県諏訪市立石,岡谷市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀