2013年10月21日
時計台に集まり始めたカメムシたち

 


 

 

山の手の立石公園の時計台。
毎年,越冬のためにカメムシやテントウムシが集まってくる。
今日,観察に行ってみると,すでにカメムシが集まり始めていた。
独特の後ろ足が立派なホソへリカメムシ(上左)と,
赤いお尻と鮮やかなクリーム色のハートマークが目立つ,
エサキモンキツノカメムシ(上右)が数が多く良く目立つ。
時計台は白い塗装なので,丁度白バックでの撮影と同じになり,
カメムシの色や形がよくわかり面白い。

 

次に目を引くのが,上左のキベラへりカメムシ。
ハイソックスを履いたような足と,お腹横のトラマークがポイント。
上右は,ホソハリカメムシ。
精悍な形で,羽が金属光沢のように渋く反射している。

 

上左は,一見甲虫のように見えるマルカメムシ。
クズの葉に大集団でいるのをよく見るのだが,今日は単独。
上右は,ヨツボシカメムシ。渋い色のカメムシらしい形をしている。
白いのは寄生しているダニだろう。

E-5 50mm+EC20

(長野県諏訪市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀