2014年4月9日
セリバオウレン

 


 

 

白樺林の低床,落ち葉の間から,セリバオウレンの花が顔をのぞかせた。
一面落ち葉色の中に,小さな淡褐色を帯びた白い花が咲いている。
目立たない花なので,踏まないように,足下と,撮影するときの姿勢に神経を使う。
山麓の遅い春がやってきた。セリバオウレンの葉が出始める頃,
やっとカタクリやアズマイチゲが咲き始める。

 

まだ,花のみが地上に顔を出しているだけ。
1週間もすると,緑色の鮮やかな葉が一気に開くことだろう。

D3200 10.5mm,D7100 150mm

(長野県諏訪郡原村)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀