2014年10月18日
コセンダングサの薮で

 


 

 

林沿いの道端に,コセンダングサの薮が広く続いている。
蝶や蜂たちがたくさん集まってきていたので,観察した。
ウラナミシジミが最も多く,オスばかりが吸蜜したり,
縄張り争いをしたりしていて,よく目立つ。
次に意外にも,テングチョウが多く来ていた。
その他にモンキチョウや,ヤマトシジミ,ベニシジミなど。
黄色くポツッとした小さな花なのに,かなり人気があるようだ。

 

花は,昆虫たちに人気で良いのだが,種は厄介だ。
かぎ針状の刺が,通りかかる動物・人の服に付いて,
運ばれていく。そればかりではなく,この種は,
トンボにとっては,この時期,最大の天敵となる。
今日も10メートルくらいの場所で5匹がこの種に引っ掛かっていた。
まだ生きてもがいているものもいたが,決して逃れられず,命を落とす。
まだほとんどが花で種は少ないが,後,2週間もするとほとんど種となり,
数十匹のトンボたちが捕まってしまうだろう。

 

コセンダングサの花は,目立つ花びらもなく,黄色い玉のようになっているが,
中には,白い花弁をつけている株が,観られる。
コセンダングサの変種で,コシロノセンダングサと呼ぶそうで,
花弁がついているものを観ると,キク科植物だというのも納得する。

E-5 50mm+EC20

(山梨県北杜市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀