
イタドリの葉上に,ドロハマキチョッキリが観られる様になった。
  緑から赤みを帯びた,金属光沢の体は,
  とても美しく,離れた場所からも,葉上にとまっていることが判る。
  イタドリの葉を巻いて,幼虫の餌となるゆりかごを作るのだが,
  残念ながら,今日は,ゆりかご作りをする個体は観られなかった。
 
こちらは完成し,卵も産みつけられていると思われるゆりかご。
  イタドリの葉を4枚くらい,多い時には,6枚も巻いて作られる。
  イタドリにこのような巻いた葉が観られれば,
  近くに成虫がいて観察できる可能性は高い。
 
一つのゆりかごの横に,しおれた葉上で休む個体を見つけた。
    このしおれた葉は,うまく一緒に巻けなかったのか,
    それとも,必要がなくなったのか。
    産卵後なのか,この枯れ葉の上であまり動かず休んでいた。
  
E-5 50mm+EC20
(長野県諏訪市)