2016年11月10日
再び,タシギを観察


 

 

先日に引き続き,諏訪湖のタシギを観察した。
今日は,長時間,採餌行動を観察できた。
体を小刻みに上下に揺らしながら,
水際を歩き,時々立ち止まっては,
枯れたヨシの株などに,くちばしを突っ込んで探る。

 

深くくちばしを差し込んで,長時間探ったあと,
すっとくちばしを抜く。少し開かれたくちばしの元に,
褐色の獲物が挟まれているのが判る。

 

水際の石の元に,再びくちばしを差し込み探る。
くちばしを差す角度を変えて,今度は横から・・。
抜いたくちばしの元には,先ほどと同じ獲物が見える。
動画を撮影して獲物を観たところ,
体長3〜5cmのミミズのようだ。

 

体を揺らしながら歩くタシギを,
これまた,尾を揺らしながら,セグロセキレイが観ている。
しばらく採餌すると,水際でしゃがみ,
首をすぼめ,丸くなって休み始めた。

D7100 150-600mm

(長野県岡谷市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀