2017年2月11日
山麓の小鳥の観察


 

 

いつもの山麓に,小鳥の観察に出かけた。
道端のヤマザクラの梢で,
ヤマガラが,ギーギーギーと,大声で鳴く。
反対の土手では,カワラヒワが,
萩の種を食事中。
いつもの見慣れた光景。

溜池の畔を観ると,
枯れたヨシに小鳥がとまっていた。
逆光で,肉眼では色が見えないので,
撮影してみると,ジョウビタキのメス。
いつもいる個体だ。

 

高いシラカバの梢で,しばらく鳴いていた,
ベニマシコの番が,食事にやってきた。
雪で折れた草の種を,夢中で食べている。
オスは警戒心が強く,
時々,見晴らしの良い,少し高い草にとまって,辺りを見回す。

 

ミヤマホオジロの群が,林の中から現れる。
樹の枝で少し鳴いて,雪の解けた土手に舞い降りた。
しきりに草の種を食べては,
土手を少しずつ移動していった。

 

ルリビタキがやってきたが,林の中からなかなか出てこない。
一瞬出てきて,日向の枝にとまったが,
すぐにまた,薄暗い林の中へ戻ってしまった。
もう,朝食タイムは終わったように観られる。

D7100 150-600mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀