2017年8月14日
ゴイシシジミ,再び


 

今日は,ゴイシシジミの生息地へ・・・。
ここのゴイシシジミは,この時期に姿を多く観る。
たぶん,2化だと思われる新鮮な個体が,
多数集まり,ササの葉裏のアリマキの出す汁を吸っていた。
他の産地の,1化が多く観られる時期には,
ほとんど観られないのが不思議だ。
今日は,10m四方くらいの笹原に,
20頭くらい集まっていた。

 

ササの葉裏の様子を撮影するために,
真下から,天に向かって,撮影してみた。
ストロボ光に驚いて,飛立つもの,一瞬開翅するものなど・・・。
飛立っても,10分もしないうちにまた集まってくるので,
何回も撮影できる。蝶たちも,ストロボ光に慣れて,
あまり驚かなくなっていく。

 

ゴイシシジミは,翅の裏は,白地に黒斑の派手な模様。
翅の表は,黒灰色の地味な色。
オスは,前翅の外縁が直線的だが,
メスは,前翅の外縁は,丸みを帯びているので,
慣れるとすぐに見分けがつく。
また,メスの方が,前翅の白班が鮮明に現れる。
翅の縁毛は白と褐色の交互なのだが,
オスの縁毛は,青みがかっている。

 

葉上で,ゆっくり休むオスを接写。
なかなか精悍な姿で,
4本のすらっとした脚で立ち,
少し上を見ているような顔の角度など,
とても見応えがある。

多くの個体が集まって,吸汁するアリマキのコロニー。
これをさらに拡大して観察すると・・・・。

 

アリマキの密集している,矢印のところに卵が・・・。
そして,少し離れたところに,孵化して,空になった卵の殻が・・・。
しかし,このコロニーの中から,孵化したてで,
小さいであろう幼虫は,探し出すことはできなかった。

D5300 10.5mm,D7100 150mm,TG-5

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀