2018年2月4日
ミヤマホオジロ


 

 

山麓に,ミヤマホオジロを観に行った。
朝の食事タイムになると,
どこからともなく,数羽の群れがやってくる。
オスは,頭と喉の羽が,
鮮やかな黄色で,とても美しい。
ホオジロの仲間らしく,
「チッ,チッ,チッ,・・・」と,
鳴きながら活動するので,
声だけで,やって来たことがわかる。

 

雪の解けた,明るい土手を歩き回り,
落ちている草の種などを探す。
なかなか,すっきりした場所には,
出て来てくれないが,
一羽が,雪玉の上で,
休んでくれた。

 

時々,植栽や木の小枝にとまり,
倒れたススキの種を食べる。
くちばしで,種をくわえているのが分かる。
地面では,ススキだけでなく,
茶色の種も食べていた。

土手で活動することが多いので,
枯れ草などにまぎれて,
見つけにくい小鳥だ。
上の写真では,矢印の先に
1羽ずついるのだが,
意外と頭の黄色も目立たない。

 

D7100 150-600mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀