2019年4月18日
越冬後のルリタテハ


 

 

山際の,寺院の境内に,ルリタテハが多く集まっている。
上左のカットのような,ボロボロの個体も多いが,
上右のカットのような,越冬後とは,思えないような,
あまり傷や,擦れの無い個体も多い。

 

岩や,石崖の日当りの良い場所で,翅を広げ,
朝日を受けて,日向ボッコをする。
寺院の屋根の上で,翅を開いている個体もいる。

 

体が温まると,植栽のアセビの花で,吸蜜をする。
先日の,フィールドノートで,エルタテハが吸蜜していた樹と同じ。
先日は,エルタテハが,3頭きていたが,今日は,全くいない。
エルタテハは,高標高地に移動し,代わりに,
ルリタテハたちが集まってきたように,観られる。

アセビの花の近くに,やっと花の開き始めた紅梅が・・・。
その樹にも移り舞い,口吻を伸ばすが,
未だ,花が開いておらず,すぐにアセビに戻る。
越冬後の,多くのルリタテハを,
同じ場所で観察でき,とても良いと思った。

 

D7100 150mm,150-600mm

(長野県東筑摩郡朝日村)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀