2019年12月10日
ミコアイサ


 

 

諏訪湖のミコアイサ。数が多くなった。
オスの,白い体と,目の周りの黒斑が,
独特の雰囲気を持つ,パンダガモ。

 

メスは,褐色の頭と,灰色の体。
目立たない色合いだ。
アイサの仲間,共通の特徴となる。

 

ミコアイサは,潜水ガモで,潜る時は,頭から勢いよく潜る。
水中を泳ぎ回りながら,餌となる魚を捕る。
上方から,微かに見えるミコアイサを追うと,
かなりのスピードで,自由自在に泳いでいる。

 

オスは,夏羽からの,換羽中の個体も多く,
体に灰色の羽や,頭に褐色の翅が,
残っている個体が観られる。

 

ミコアイサは,敏感な水鳥で,
岸を人が歩くと,すぐに距離を置き,
飛んで,離れた場所に移動することも多い。
そんな時は,羽の模様を観察できる良い機会だ。

 

D7100 150-600mm

(長野県岡谷市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀