2020年11月8日
ダムの堰堤に来た昆虫たち


 

 

野鳥観察で,ダムの堰堤で長時間過ごしていると,
多くの昆虫たちが,日向ボッコに訪れるので飽きない。
中でも,カメムシの仲間は,訪れる数も多く,
楽しみにしているところもある。
今日一番多く目にしたのは,左のカットの,ツマジロカメムシ。
目立たないカメムシだけれど,ダムの堰堤では観ると嬉しい。
右は。このダムでは常連の,ミヤマツノカメムシ。
今日は,5匹観ることができた。

 

左のカットは,エサキモンキツノカメムシ。
ハートの紋のかわいいカメムシ。
右は,オオトビサシガメ。
いかにも強そうな,大きなサシガメの仲間。

 

カメムシの次に多く見かけるのは,テントウムシの仲間。
越冬場所を探しながら集まってくるものと思われる。
左はカメノコテントウ。数頭観ることができた。
右は,小さいので目立たないが,
数は相当多い,テントウムシ。

 

カメムシやテントウムシの他には,
アブなども多いが,時々左のカット・キイロスズメバチがやってくる。
カメラ機材や,人の周りを執拗に飛び回り偵察している。
弁当箱の周辺と,私の顔の周りを飛び回る。
ダムの堰堤で食事をしたので,その臭いで呼んでしまったのかもしれない。
鱗翅目では,今日は唯一現れたのは,
右のカットのキシタバの仲間。
私の側でずっと日向ボッコしていた。

 

D7100 90mm

(長野県上伊那郡辰野町)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀