2020年11月16日
ダム周辺のニホンザル


 

 

水鳥を撮影に通っているダムの周りには,ニホンザルが多く,
いつも声や,歩いた時の落石の音が絶えない。
今日は,だいぶ近くまで群れが来たようなので,
まず,ボス猿の姿を探してみた。
今までの経験で,ボス猿にこちらの存在を容認してもらい,
群れ全体にアピールしてもらうと,他の個体も,
私の存在を受け入れてくれるから・・・。そして警戒しない。
早速見つけた,ボス猿。なかなか良い風体をしている。
そして,直に群れに受け入れてくれた。ありがとう。

この時期,山の下草は枯れてしまい,
なかなか緑の葉を残した草は無いが,
発電施設沿いの,良く刈り払いのされた斜面には,
未だ,青々と下草が生えているので,
群れは,その草を食べにやってきたようだ。

 

発電施設周辺の砕石の敷き詰められた場所の,
チョットした草の生えている場所でも,
むしゃむしゃと頬張っていた。

 

お腹いっぱいになったのだろうか・・。
ボス猿は,一頭のメスに毛繕いをしてもらう。
本当に気持ち良さそうに,仰向けに寝転んで・・・。
のどかな光景だねえ〜 ! !

 

他の場所では,日向ボッコしてまどろんでいるオス猿が・・。
未だ,お腹いっぱいになっていないのか,
小猿が,栗を必死に枝から採ろうとしていた。
のどかな,ニホンザル観察ができた。

 

D7100 150-600mm

(長野県上伊那郡辰野町)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀