2025年8月30日
ミヤマシジミ

 

第2化から3化へだらだらと発生を続けていたミヤマシジミ。
いよいよ第3化の最盛期に入ってきた。
擦れた個体と、羽化直の個体が入り乱れた状態だが、
きれいな羽化直の個体の数も増えてきた。

 

保全生息地の土手をチラチラと舞うきれいな個体を狙う。
飛翔中の美しい翅の青色を撮影することができる。

 

草薮と植樹の間を飛び交う様をしばらく観察する。
目視では、ただチラチラ飛んでいるように観られるだけだが、
撮影してみると、凛とした姿勢で立派に観える。

 

翅の表の青色も良いが、翅の裏の外縁に並ぶ燈色斑は
ミヤマシジミらしい美しさが有る。
見上げるように撮影すると、燈色斑が青空の中に映えた。

D7100 150mm、10.5mm

(長野県上伊那郡辰野町)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀