
今日は初めての産地で,キバネツノトンボを撮影。
  一匹のメスが産卵を開始したので,産卵シーンの記録をした。
  お尻を細い枝の左右に交互につけて産卵していく。
  卵がきれいに二列に並んでいる理由がよく判った。
  左の産卵途中の写真ではまるまる膨らんでいたお腹が,
  右の産卵後では,ほっそりとして目立たなくなった。
 
産卵の撮影中に回りにも多くの個体がやってきていた。
  ここのキバネツノトンボは,なぜか人懐っこい。
  わたしの周りにオスが4匹。手の届くような距離にとまる。
  わたしが動いてもあまり逃げず,容易く撮影できた。
  お腹のまん丸く膨らんだメスが一匹。
  産卵する枯れ枝を探しているようだった。

1時間ほど,他の撮影をして戻ってみると,
  先ほどのメスは産卵が終了して休んでいた。
  産みつけられた卵が見事に並ぶ。
  おつかれさまでした。
E-M5 45mm
(長野県茅野市西茅野)