2013年3月4日
街中の鳥観察

 


 

 

今日は一日、コンピュータ相手にデスクワーク。
とは言っても、1時間もにらめっこすると嫌になってくるので、
時々外に出ては、家の周りの鳥を見ることにした。
まずは、部屋の近くの電柱で、カアカアとうるさく鳴いていたカラスから。
街中のゴミを荒らす嫌われ者だ。
色が、真っ黒というのも嫌われる理由だろう。
ヨーロッパで見た、灰色と黒のツートンのカラスなら少しは嫌われないかも。

 

飛んでいるのを見上げながら撮影したら、ほんとに真っ黒。
樹の枝を運んでくる個体もいるから、
もう巣作りを始めるのだろう。
変なところに巣を作られないよう要注意だ。

 

JRの線路の架線には、スズメがとまっていた。
もう朝飯タイムは終わったのか、くつろいでいるように見える。

近くの電線にも幼鳥がとまる。
何とも地味な小鳥だ。
地味だからこそ、人家に宿って暮らすのに適しているのかも。

どこからともなく、1羽の小鳥が飛んできて、
バラの樹にとまった。ホオジロだ。
街中にもホオジロがやってくるんだ・・。と見ていたら、
すぐに遠くに飛び去っていった。

 

JRの線路の土手は、ツグミのえさ場のようだ。
土手の枯れ草の中を盛んにつついたり、
線路をジグザグに渡り歩いたり、
ほぼ1日中線路の土手で過ごしていた。

 

空を見上げると、トビが多い。
かなり低空を飛んでくれることも有る。
気流に乗って優雅に円弧を描く。
しかし、街中でこの季節、何をえさにしているのだろうか。

5〜6羽集まることも珍しくない。多いときは、10羽以上も。
集まったトビの飛行経路を見ていると、
上昇気流の直径や向きが想像できるのが面白い。

E-5 50-200mm+EC20

(長野県諏訪市末広)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀