
高台の白い時計塔。昆虫たちが集まり始めました。
  一番多くいるのが,黒に赤斑のテントウムシ。
  数えきれないくらい,時計塔の白い壁を歩いています。
 
テントウムシもよく観察すると,中には斑紋の異なるものも。
    赤に19個の黒斑のあるものや,黒地に10個の赤斑のものも。
  個体変異が大きいので,異なる模様のものを探すのも楽しみです。
 
そして次に時計塔の常連は,カメムシたち。
    ブチヒゲカメムシは5〜6匹いました。
  胸に鋭い刺を持つ,精悍なホソハリカメムシは1匹だけ。
  これから個体数も種類も増えるでしょう。

小さな,3ミリ程のカメムシを見つけました。
  昨年も1匹見ていますが,私には種名は判りません。
  羽が透明できれいな種です。
 
だんだん小さなものが見えてくると,
  黒い小さなコバチが歩いています。1ミリ程。
  蚊の仲間も数種類観られます。
 
時計塔の裏の日陰の部分に,ウスイロササキリがいました。
    左の中足,後ろ足が無く,前足だけですが,元気に歩きます。
  集まる昆虫たちを狙っているのか,アリグモも壁を歩き回ります。
E-5 50mm+EC20
(長野県諏訪市)