2015年3月15日
越冬明けの蝶たち

 


 

 

今日は気温が上がるという予報だったので,
越冬明けの蝶たちが集まる,雑木林の林道沿いの日だまりに出かけた。
到着時は気温は7℃。蝶たちは観られないので,気温が上がるのを待つことに・・。
気温が10℃になりしばらくすると,林を抜けて黄色い蝶が。
スジボソヤマキチョウの雄。すぐに枯れ葉にとまり,
体を傾けて日向ボッコを始めた。
すぐにもう2頭が現れる。1頭は,雌。
雌は,もう産卵行動に近い飛び方で,
低木に触りながら,渡り歩き,とまらない。
雄は,雌を追いかける訳でもなく,日向ボッコ。

 

さらにしばらくすると,スジボソヤマキチョウを追いかけ回る小さな蝶が・・。
テングチョウが活動を始めた。縄張り争いをしたり,日向ボッコをしたり。
雑木林を後にして,テングチョウの集まるお寺の林縁に行ってみると,
こちらにも,多くのテングチョウたちが集まっていた。
蝶たちもやっと冬眠から覚めて,活動を開始したので,ほっとする。

D7100 150mm

(山梨県北杜市,長野県諏訪郡富士見町)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀