
今年も,ジョウザンミドリシジミの季節がやってきた。
    早朝活動する蝶で,朝7時40分ころから,飛び始め,
  徐々に数を増し,8時から9時にピークを迎える。
  日が高くなり,下草にも日が当たるようになると,
  低い草上にもとまってくれ,撮影可能な状態となる。
  青緑色の鱗粉は,光の反射角度により色が変わり,
  全く色の出ないこともあり,撮影角度を探すのに苦労する。
 
少し高い場所で,縄張りを張ることが多く,
    通りかかりのオスに果敢にアタックして,
    縄張り争いを繰り広げる様子が,
    そこら中で観られ,観察するのが飽きない。
    しかし,10時を過ぎると,
    まるで時計を見ていたかのように,
    数が減り,姿を見なくなってしまうのが興味深い。
  
D7100 150mm
(長野県諏訪市)