2015年8月9日
ベニヒカゲ

 


 

 


高原に朝日が射し始めると,
夜露でびっしょりと濡れた,クマザサの葉の上で,
ベニヒカゲは日向ボッコ。羽を乾かし始める。
よく観ると,体についている夜露を吸っているようだ。

 

少し日が高くなると,草原上を飛び始めた。
時々,葉にとまりながら,ゆっくりと朝日を浴びる。

 

だんだんと,草原より,土砂の表れた場所に集まってきて,
思い思いの場所で吸水を始める。

 

吸水をしたり,時々花で吸蜜したり,
ベニヒカゲたちの一日が始まった。

D7100 150mm,D5300 10.5mm

(長野県東御市)


| 前のページ | 次のページ |
| トップページ | フィールドノートindex |


信州諏訪自然写真館
酒井雅秀