
いつもの場所に,トノサマバッタを観に行った。
  まずは,緑色型と褐色型のオスを比較。
  この写真のような砕石のある場所では,
  褐色型は目立たない。
  後ろ足の赤色は,緑色型の方が,鮮やかに見える。
 
オスより大きく立派なメス。
    メスの緑色型と褐色型を比較。
  褐色型は数が少ないと思われ,
  今日は写真の一頭のみを確認。
  褐色型は,胸部に濃褐色斑が観られる。
 
オスとメスでは,行動面で,大きな差がある。
  オスは,砕石の道など,開けたところに出てくる。
  見渡しの良い場所で,メスの通りかかるのを見張っているのだろう。
  対して,メスは,背の低い草原から出てこない。
  外敵から身を守るためだろう。
  草の中にいると,目立たないのがよく解る。
 
顔のアップ。
  どちらがトノサマバッタらしいだろうか。
  私は,やっぱり緑色型と思うのだが・・・。

メスは,比較的,おっとりとしているので,
    手の甲に乗ってもらって,ススキをバックに記念写真。
    しかし,やはり居心地が悪いのか,
    すぐにススキ原へ飛んでいった。
  
D7100 150mm,TG-2
(長野県茅野市)