2016年4月19日
桜に訪れた蝶たち

 


 

 

山麓では,今,ヤマザクラが満開。
そんな桜の花に蝶たちが集まるので,
今日は観察に出かけた。
すぐに見かけたのは,スジボソヤマキチョウ。
長い時間,吸蜜しては,下草に降りて日向ボッコ。
そしてまた,吸蜜に桜の枝に・・・。
産卵は終わったのだろうか ?

 

シータテハもやってきた。
翅をなかなか開いてくれず・・・。
吸蜜の終わり近く,
飛立つ前10秒くらいだけ,開翅してくれた。

 

ヤマザクラの近くに,多分,園芸種と思われる色の濃い桜がある。
その花には,ルリタテハがずっと吸蜜していた。
開翅しているのだが,下から見上げる位置なので,
なかなか翅表の瑠璃色が見えない。
遠くからチラッと見えるアングルをやっと探した。

 

こちらは,小さなスギタニルリシジミ。
花の中に入って蜜を吸うので,
翅の先しか見えなくなってしまう。
しばらく蜜を吸うと,地面や,岩の上で休み,
また桜の枝に向かう。

テングチョウは,一度やってきたが,
ミツバチが近くをブンブン飛ぶのがいやなのか,
すぐに飛立ち,林の方に消えていった。

D7100 150-600mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀