2019年7月8日
アイノミドリシジミ,再び


 

 

今日は,標高1,300mの山麓に,アイノミドリシジミを観に・・。
小雨の降る中,定刻より,30分遅れで,縄張り争いが始まった。
上の2枚のカットで,細かな白い点が多く観られるが,これは,雨粒。
少しくらいの雨では,活動はやめないようで,全天候性の蝶。

 

小雨が止み,少し雲も薄くなったのか,明るくなってくると,
あちらこちらで,縄張り争いの,卍巴飛翔が観られる。
翅の反射する緑色は,曇天のせいか,ギラギラした感じではなく,
しっとりと,落ち着いた光沢を見せてくれる。

 

上左のカットでは,アイノミドリシジミらしい色が出た。
やはり,金緑色に反射する翅を観ると,
ジョウザンミドリシジミや,オオミドリシジミなどとは,
全く違う美しさだと,感じる。

 

今日は,あいにくの天候だったが,
いつもの時間通り,活動してくれた,蝶たちに感謝。
卍巴飛翔だけに集中した撮影となったが,
この蝶の,翅の表と裏を一つのカットで,
納めることのできるのは,この飛翔撮影でしかないと思う。

 

D7100 150-600mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀