2019年11月12日
イスカ


 

 

今日は,赤い鳥・イスカの観察に・・。
左はオス。頭から背中にかけて真っ赤なので,よく目立つ。
右はメス。オスとは異なり,黄褐色の色合い。

 

イスカと言えば,赤松林の小鳥。
上下に交差した,独特のくちばしで,
赤松の松ぼっくりを,こじ開けて,
中の松の実を食べる。

 

上は,オスが盛んに,松の実を食べていた。
上手に,松ぼっくりをこじ開けていた。
中には,松ぼっくりを落としてしまう個体もいるようで,
撮影中に,松ぼっくりが,2度も直撃,落ちてきた。

 

こちらはメス。
すでに食べ終わったのだろう。
何度も鳴き,飛んでいく姿勢をとる。

 

食事が終わると,
近くの枯れ木に,続々と集まってくる。

 

しばらく,食後の休みといったところ。
枯れ木に,イスカがなっている
という表現が,適当か・・・。

 

休んだ後は,鳴きながら,
次の食事場所となる松林に向かって,
群れで飛んでいった。

 

D7100 150-600mm

(長野県岡谷市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀