2020年5月27日
クモマツマキチョウ・メス


 

 

今日は,クモマツマキチョウのメスを観察した。
朝は,日向ぼっこの後,スミレやタネツケバナなどで,ゆっくり吸蜜する。
その後は,しばらく林の中に入り,休憩タイムなのか・・・・。
全く出てこない。

 

1時間ほどすると,メスが,林間から現れ,
石崖のイワハタザオに絡むように飛翔する。
そして,花柄にしっかりとまり,産卵をした。

 

その後,近くのイワハタザオに移り飛び,
また,産卵を繰り返す。
次の世代に繋がる,貴重な瞬間を見守る。

産卵が終了し,メスが飛び去った後の花柄を
拡大して観ると,白い産卵直後の卵を観ることができた。
数日経つと,この卵は,オレンジ色に変色する。

 

D7100 10.5mm

(長野県大町市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀