2020年5月24日
クモマツマキチョウ


 

 

今年も山麓は,クモマツマキチョウの季節を迎えた。
未だ,数は少ないが,小さなオレンジ色の翅の固体が,
林縁をせわしなく飛び交うようになった。
所々で花に舞い降り,吸蜜をする姿は,
信州の山麓の春の光景と言える。

 

タチツボスミレがお気に入りのようで,
特に朝一番の吸蜜では,長時間花から離れない。
背景の林縁も,ちょうど芽吹きの季節なので,
柔らかな淡い新緑で,いかにも春らしい。

 

ゆったりとスミレの花を渡り飛ぶ様は,
山麓の春の妖精的な魅力がある。
高山蝶なのだが,比較的標高の低いところでも観られ,
信州の蝶としても,生息を守ってやりたいと思う。

 

D7100 150mm,10.5mm

(長野県大町市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀