
山麓の林床に小さな白い花が咲く。
高さわずか10cm程度の小さなセリバオウレンだ。
両性花と雄花が並んで咲いているのが良い。

両性花は、花の中央に褐色のめしべ、
その周りに白い花粉をつけたおしべが並ぶ。
受粉の終わった成熟した両性花のおしべは、
花弁の方に開いて、中央のめしべがよく目立つ。

雄花にはおしべだけが中央に密集し、
花粉を放出しながら、花弁の方に開いていく。
めしべがないので、白一色の花だ。

早春の林床に咲く小さな妖精のような花たちを
この季節にはぜひ観察したい。
他の草本が芽吹いてくると、その姿は埋もれてしまう。
D7100 150mm、10.5mm、GYOROME8+45mm
(長野県諏訪郡原村)