
5月13〜15日の3日間は、山麓にクモマツマキチョウの撮影に訪れた。
清々しい春の山麓に、清楚なオレンジと白の小さな蝶が舞う。
イワハタザオの花に吸蜜に飛来する様をじっくり観察する。
濃いオレンジと清楚な白の翅が、山麓の春を告げる。

陽が高くなり気温が上がると、次第に翅を開かなくなる。
しかしクモマツマキチョウ独特の翅裏のカモフラージュ模様が観察できて良い。

メスはオスのような華やかさはないが、
モノトーンの清楚な美しさが感じられる。

イワハタザオの花で移り飛びながら吸蜜するので、
飛翔する姿を写すことも比較的容易にできる。

飛翔している時のオスのオレンジ、メスのホワイト、
どちらも捨てがたい良さが有ると思う。

オスは吸蜜していたり休んでいるメスに積極的に求愛する。
時に交尾拒否されたり、メスの方から追尾求愛することも有る。

求愛が成立したカッブルは交尾に至る。
アルプスの稜線を背景に静かな時間が流れる。

産卵したいメスは、ハタザオの株を次々と渡り、
ちょっと触りながらお気に入りの株を探す。
お気に入りの株が見つかると、そっととまり産卵をする。

別のメスも産卵に訪れる。
ゆっくりじっくり株を選んで産卵を繰り返す。

産卵された卵の観察をする。
樽型の白い卵が観察できた。
時間が経つとオレンジ色に変色する。
D7100 10.5mm、TG-5
(長野県大町市)