2009年11月7日
ズームレンズのテスト・昆虫編


オリンパスの70-300mmF5.6という廉価版のズームレンズを買ってみた。
35ミリ版換算で,140-600mmでしかも,1/2倍まで接写できる。
使い勝手と画質が良いようならば,広角撮影以外はこれ一本でいければ,
とても身軽になりそうだ。というわけでまずは昆虫。

  

蝶の撮影では,ワーキングディスタンスが長いので,
マクロレンズ使用時よりも蝶が逃げず,あっけなく撮影できる。
キチョウの写真では,ぼけ味も単焦点レンズまでとは行かないがきれい。(上左)
土手のシータテハを狙ってみた。(上右)

ひなたぼっこしているアキアカネを撮影。
色合いの再現も良さそうだが,後ろのぼけがちょっとうるさい。

アシグロツユムシ。
マクロレンズで撮影したものと遜色無い。

巣から外の様子を伺う,ヒメスズメバチ。
ワーキングディスタンスが長いので,
日頃は近づかないスズメバチの写真も,安全に撮れる。

特別拡大が必要ない昆虫写真では全く問題なく使用できそう。
しかも,オートフォーカスでほとんど撮影できてしまうのも驚き。

 

E-3 70-300mm

(山梨県北杜市長坂町)


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信州諏訪・自然写真館
酒井雅秀