2015年11月25日
カイツブリの仲間,3種

 


 

 

諏訪湖で観られる,カイツブリの仲間は3種いる。
まずは,通年観られるカイツブリ。
諏訪湖と周辺の河川で繁殖しており,
この時期は,子育ての終了となり,
単独行動している個体が多い。
褐色の小さな体で,よく潜り,
小魚やエビなどを捕らえている。

 

こちらは,ハジロカイツブリ。
冬鳥として飛来し,数はあまり多くない。
今年,確実に確認できているのは,6羽。
大きさは,カイツブリと同じくらいか,やや大きい。
灰白色で,赤い目が特徴。
クサエビをさかんに捕っていた。

 

同じく,冬鳥として飛来する,カンムリカイツブリ。
前2種と比べるとかなり大きく,行動範囲も広い。
群れで行動し,沖に出ては,ワカサギやフナなどを捕っている。
冬羽では,首から腹にかけての白色がよく目立つ。
数十羽確認できる。

D7100 150-600mm

(長野県諏訪市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀